【京都のおすすめ】壬生寺に壬生狂言を観にいってきました。

【京都のおすすめ】壬生寺に壬生狂言を観にいってきました。

壬生狂言というものを観に行ってきました。
壬生狂言は、今から700年前の鎌倉時代に円覚上人という人が始めたものです。正しくは「壬生大念佛狂言」と言い、「壬生さんのカンデンデン」という愛称で昔から多くの人々に親しまれてきたそうです。
拡声器も何もない時代に、仏の教えを多くの人々にわかりやすく伝えようと、パントマイム(無言劇)に仕組んだのが壬生狂言の始まりだそうです。
京都では春・秋・節分に観ることができます。

京都・壬生寺の壬生狂言

450px-mibu_kyogen_07出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%
AC%E7%94%9F%E7%8B%82%E8%A8%80

春の大念佛会
4月29日~5月5日の7日間、午後1時~5時30分  5月5日のみ夜の部もあり 午後6時から10時
鑑賞料 大人800円  中学・高校生600円  小学生400円
当日券で自由席のみです。 予約、指定席はありません。
平成26年(2014)から、毎年4月29日~5月5日までの7日間に変更しました。

秋の特別公開
10月の連休(体育の日を含む)の3日間、午後1時~5時30分
鑑賞料 大人800円  中学・高校生600円  小学生400円
当日券で自由席のみです。 予約、指定席はありません。

節分の公開
2月の節分の前日と当日の2日間。
午後1時~8時、毎時0分開演
壬生狂言30番のうち「節分」のみを8回上演します。
無料公開です。
http://www.mibudera.com/kyougen.htmより引用

 

秋の特別公開を観に行ってきました

750出典:http://find-travel.jp/article/18577

場所は壬生寺。
「阪急四条大宮駅」もしくは「京福電鉄(嵐電)四条大宮駅」から徒歩7分。

初日の10月8日、最初の演目から観に行きましたが、混み具合はそこそこ。
開演と同時くらいに着いたときは、行列がありましたが、入るのはスムーズでした。約400人入る会場は7割程度埋まっている状況。
やや横長の観覧席なので、正面から見たいという方は少し早めに行っていい席を確保する必要がありそうです。

 

初日、最初の演目は『炮烙割り(ほうらくわり)』

img_news出典:http://www.shikoku-np.co.jp/national/
culture_entertainment/20120421000365

壬生狂言は無言劇ですので、あらかじめある程度ストーリーを知っておいた方が楽しめます。

『炮烙割り』のストーリー

ある日、お役人が新しい市場を開くにあたって、「一番に店を出店した者には税金一切を免除する」という奨励の立札を立てる。それを見た羯鼓売(かっこうり=太鼓の売人)が一番に店を出そうとするが、誰も来ないので一寝入りする。
そこに炮烙売(ほうらくうり=お茶を焙じたりする台所用品の売人)がやってきて、羯鼓売が寝ている隙に一番乗りを騙し取ろうとする。しかし目が覚めた羯鼓売と喧嘩になる。
するとお役人がやってきて、二人に芸競べをさせ、勝った方を一番乗りにすると告げる。炮烙売はどうにか勝つことができ、喜んでお店にたくさんの炮烙を並べ、開店準備をする。そこに物陰から羯鼓売が姿を現し、炮烙をすべて割ってしまう。商品が無くなり、お店を出せなくなった炮烙売に代わって、お役人は羯鼓売に税金免除の立札を与える。

感想

初めて壬生狂言を観に行ったのですが、とても楽しめました。なんせ無言なので、あらかじめストーリーがわからないと少し難しいかなと思いますが、入り口でストーリーが書かれた解説書(200円)が売っているので、それを見るとわかります。

筆者ははじめ、登場人物が出てきても、

「何がなんだかさっぱりわからない…。」
「(個性的なお面をつけた人が出てきて、ヒラヒラと動いているが)一体何をしているのやら。」

(…5分経過)

「でも、まだ始まったばかりだ。これからだ。」

(…10分経過)

「全然内容がわからぬ。しかし、そもそも狂言というものは私のような無知な人間にはそう簡単に理解できるものではないのだ。わからなくて当然。心を清らかにしてもう少し観てみよう。」

(…15分経過)

「むむっ。それにしてもわからない。」

(周囲のお客さんを見回す)
(何やら小さな解説書らしきもの手にしている人がチラホラ)

「(私もそれが欲しい!!!!)」

とダッシュでその解説書を買いに走りました(笑)
解説書を手に入れて、ささっと目を通すと、冒頭15分の内容も「そういうことか!!」と納得。先ほどまでの演技とストーリーが一致して感動し、その後もとても楽しめました。

【京都のおすすめ】壬生寺に壬生狂言を観にいってきました。

特にクライマックスで、大量の炮烙(素焼きの土器のようなもの)を二階から落として割っていくシーンは圧巻でした。客席からも大きな歓声と拍手が起こっていました。
その後、「道成寺」という演目も観ましたが、こちらも笑いの要素が入っていたり、途中で衣装が変わったりなど、無言劇なのに本当によくできていて面白かったです。(もちろん解説書のお力を借りましたが)

今度は解説書を持っていかずとも楽しめるくらいにまで勉強して、また行ってみたいなと思います。
皆さんも是非、(初めての方は入り口で解説書を買って )壬生狂言を観に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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