大ヒットした映画『君の名は。』で飛騨への聖地巡礼が大きく話題になりましたね。
今回は、主に京都で撮影が行われた映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のロケ地を紹介します。実際に映画を観てきましたが、原作の小説に登場する場所や設定とは違うところもありました。
小説に登場する場所が知りたい方は、【聖地巡礼】『ぼく明日』の舞台、京都で実在する場所をご紹介!―小説編をどうぞ。
目次
映画『ぼく明日』ロケ地リスト〈京都〉
①叡電(えいでん)宝ヶ池駅
冒頭で高寿(たかとし:福士蒼汰)が電車を降りた愛美(えみ:小松菜奈)を追いかけ、「一目ぼれしました!」と告白する、重要なシーンで使われた場所。高寿と愛美の物語が始まる、2人にとって重要な場所ですよね。ここは実際に小説の中でも登場します。
小説では、ここから2人で宝が池に向かう設定になっていましたが、映画は違いましたね。(ネタバレになるので、これ以上は伏せておきます。)
宝ヶ池駅のホームには福士蒼汰と小松菜奈のサイン入りのベンチが置いてあります。記念撮影をしている方も多いですよ。
②宝が池公園
2人がデートで訪れる場所。
公園の奥に大きな宝が池があり、その周りにいくつもの公園や広場、ウォーキングコースなどが点在しています。宝が池ではボートに乗ることもできます。
2人が過去について語りあうシーンはこの東屋ですね。右奥に見えるのが、子どもの頃の高寿が溺れた場所です。
③京都市動物園
(出典:https://kotocollege.jp/archives/3575)
高寿がキリンのデッサンをしているところに、愛美が声をかけるシーンを撮影したのは京都市動物園。小説でも登場します。
④叡電茶山駅
高寿のアパートの最寄り駅の設定でした。これは小説とは若干設定が異なるところですね。早朝、駅のホームで2人が抱き合うシーンもおそらくこの駅です。
⑤sowgen brocante
高寿と愛美が初めてのデートで訪れるアンティークショップ。京都造形芸術大学のすぐ前にあります。オシャレな店内には西洋甲冑などもあり、すごくいい雰囲気のお店でした。すぐ隣には「そうげんカフェ」というカフェもあり、知る人ぞ知るオシャレスポットです。
⑥三条大橋
高寿と愛美が最初のデートで待ち合わせる橋がこの三条大橋。京都の中心部にあり、人通りも多いです。小説にも登場しますね。
⑦京都みなみ会館
(出典:Wikipedia)
高寿の友人である、上山にデートスポットとして教えてもらった映画館。京都でも映画好きのファンに愛される個性的な映画館。小説の設定では新京極商店街にある設定だったので、ここではないみたいですね。
➇さらさ西陣
ここは2人が何度も訪れるカフェ。外を散歩するポメラニアンの話をする場所です。
歴史のある銭湯をリニューアルしてつくられており、まるで『千と千尋の神隠し』のような世界観。アニメ『けいおん!』にも登場するなど、京都でも有名なお店です。
⑨一本橋周辺
高寿がはじめて手をつなぐシーンで登場する場所。知恩院や京都華頂大学のすぐ近くにあり、ここも映画の中で何度も登場しています。
⑩伏見稲荷大社
ここは愛美が朝から電話で高寿に、「今日は伏見稲荷に行きます!」のようなことを伝えて、2人で一緒にデートに行く場所。
ずらりと並ぶ「千本鳥居」が有名で、京都でも人気の観光スポットのひとつです。
⑪古川町商店街
ふたりが楽しそうに八百屋さんで買い物をするシーンで登場する商店街はこの古川町商店街。
⑫鴨川デルタ
高寿と愛美がデートで、鴨川を楽しそうに渡るシーンで登場します。
京都でも人気のスポットで、よくカップルや大学生が写真を撮っています。
まとめ:『ぼく明日』聖地巡礼〜映画編〜
まだまだ紹介しきれていない場所もありますが、目立つポイントはだいたい網羅してるかと思います。
(筆者がひとつ気になるのは、映画で登場するあのたこ焼き屋さん。どこなのだろう…)
たこ焼き屋さんはともかく、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のロケ地として使われた場所は、実際に訪れてみてもすごく魅力的な場所ばかりです。
特におススメは、「さらさ西陣」や「宝が池公園」、「鴨川デルタ」あたり。
気になる場所があった方は、京都観光も兼ねて是非訪れてみてくださいね。