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ジーンズはどれくらいの頻度で洗濯していますか?
京都デニムの公式twitterアカウントでフォロワーさんたちにアンケートしてみたところ、「週に1度くらい洗う」という方が最も多い結果になりました。
「毎回洗う」「ほとんど洗わない」という方も多く、洗濯頻度は三者三様。「週に1度くらい洗う」派が圧倒的に多い訳ではないようです。
2016年
皆さんデニムはどのくらいの頻度で洗濯しますか?#拡散希望
— 【京都デニム】 (@kyotodenim) 2016年8月14日
2019年
【アンケートご協力お願いいたします🙇♂️】
みなさんはジーンズ👖をどれくらいの頻度で洗濯しますか❓😀#ジーンズ #洗濯頻度 #デニム洗い方 #手洗い #色落ち #アタリ #縮み #中性洗剤 #陰干し— 【京都デニム】 (@kyotodenim) November 26, 2019
そして、3年後。再びアンケートをとらせていただきました。
(アンケートご協力ありがとうございます!)
すると、見事ほぼ同じ結果に!
2016年も2019年もほぼ同じ回答なのは、同じ方がアンケートに答えてくれたから!
ではなく、ジーンズの洗濯頻度に決まりはないことの証明なんです。
結論:ジーンズの洗濯頻度に正解はない!
もし、アンケート結果が「毎回洗う」派と「ほぼ洗わない」派の大きく2つに別れていた場合、どちらが正解かという話になるかもしれませんが、4択とも大きな違いはありませんよね。
その通りです。
フォロワーさんたちが答えてくれたように、ご自分のお好きなタイミングで洗えば大丈夫。
ジーンズ(デニム)は安心して洗ってください。
洗濯頻度に正解はありません。
ただ、実は、履き方や色落ちの好みに応じた適切な洗濯頻度・洗い方はあるんです。
そこで今回は、ジーンズ(デニム)の洗濯頻度とそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。
ご自分のジーンズスタイルにピッタリの洗い方を見つけてくださいね。
洗濯頻度ごとのメリットとデメリット
毎回洗う
メリット
毎回洗うことでジーンズを清潔に保てるため、汗や皮脂などの汚れによる生地の傷みを防ぐことができます。
また、「ヒゲやアタリをあまりつけたくない」「全体的に色を落としたい」という場合、毎回洗うのがおすすめです。
デメリット
毎回洗うと、洗剤の成分や洗濯する際の摩擦で生地の色落ちが早くなり、ジーンズのヒゲやデニム特有の濃淡や陰影(立体感)が出にくくなります。
メリハリのある色落ちやアタリを楽しみたい方は、少し洗濯頻度を減らしましょう。
週に1回程度
メリット
週に1回程度の洗濯でも、ジーンズは問題なく衛生的。
「毎回洗う」場合と同様、汚れで生地を傷めないので長く履くことができます。
デメリット
ジーンズを履く頻度や時間、季節にもよりますが、週に1回の洗濯では濃淡のある色落ちをあまり楽しめません。
濃淡や陰影のはっきりした色落ちを楽しみたい方は、もう少し洗濯頻度を減らしてみてください。
清潔に保ちつつ、生地に立体感を出すには、2〜3週間に1回程度がおすすめです。
月に1回程度
メリット
月に1回程度の場合、適度にアタリやヒゲを付けることができます。
洗濯しすぎないことで、程よいバランスが生まれデニムらしいナチュラルな風合いに。
「デニム感」を楽しみたい方は、月に1回程度洗いましょう。
デメリット
冬場など汗をあまりかかない季節であれば問題ないのですが、夏は衛生的とは言えない状態になります。
おまけに、汚れで生地が傷んでしまうので、ジーンズの寿命が短くなりがち。
汗をかいた時・汚れた時は、月1回にこだわらず洗濯することをおすすめします。
ほとんど洗わない
メリット
ジーンズは長期間履き込むほど、よりアタリやヒゲが出てきます。
ほぼ洗わない場合、自分の履き方にどんどん馴染んでいくため、まさに「自分だけの一本」を育て上げることが可能です。
濃淡のはっきりした色落ち・立体感を楽しみたいのであれば、あまり洗わないようにしましょう。
デメリット
汗や皮脂などの汚れが長期間蓄積されることで生地が傷み、破れ・シミなどの原因になります。放置された汚れは臭いの原因にも…。
ジーンズは頻繁に洗濯しなくても履き続けることができますし、洗わないほうが特有のデニム感を出せます。
が、より長く履き続けるためには適度に洗濯するのがおすすめです。
まとめ:ジーンズの洗濯頻度について
洗濯回数を少し減らすと、デニムらしい濃淡のある色落ちを楽しむことができます。
しかし、長期間洗わずに放置された汗や皮脂の汚れは、ジーンズの寿命を短くしてしまう原因。長く履き続けるためには適度な洗濯は不可欠です。
好みに応じて程よく洗濯し衛生的に保ちつつ、自分だけのジーンズを育ててみてくださいね。
ジーンズの洗濯頻度に正解はありません。「そろそろ洗いたいな」と思った時に洗濯しましょう。
ジーンズの洗い方・お手入れ方法
ジーンズは、他の衣類とは分けて洗うと生地が傷みにくく長持ちします。できるだけ単体で洗うようにしましょう。
洗濯方法は、「手洗い」がおすすめ。
丁寧に手洗いすると、デニム特有のアタリや濃淡を残しつつ、汚れや皮脂だけを浮かして落とすことができるからです。
また、洗濯機の回転による生地の擦れやシワの発生を防ぐこともできます。
が、ジーンズはそもそも生地が丈夫ですし、「そんなに生地の傷みは気にしないよ!」という方は、洗濯機でもOK!
長期間洗わない方が生地の傷みの原因になりますしね。
〜ジーンズの洗い方〜
手洗い
- ジーンズを裏返しにする
- ぬるま湯(36度前後)で一度押し洗いをする。熱湯は色落ちしやすいため注意
- お湯を入れ替え、洗剤を完全に溶かしたら約10分浸け置き。最後に2、3回お湯を張り替えながら押し洗いして洗剤を落とす
- 洗濯ネットにデニムを入れ、洗濯機で約3分脱水。シワを整え、裏返しのままハンガーにつるして風通しの良い日陰で乾かす
洗濯機
- 色落ちを防ぐために、水に浸かっている時間が短縮できる「時短コース」がおすすめ。洗濯機に洗剤を入れてスタート
- 何回か洗濯機が回転して、洗剤が完全に水に溶けた状態になってから、裏返しにして畳んだデニムを洗濯ネットに入れ、洗濯機に投入
- 脱水まで終わったら風通しの良い場所で陰干し。水分を残すと雑菌繁殖・ニオイの原因になるため、完全に乾かすように
Q.京都デニムの柄が入ったジーンズは洗濯しても大丈夫?
もちろん、洗濯していただいて大丈夫です。
京都デニムのジーンズの柄はプリントではなく、着物の柄に用いられる「抜染」という技法で生地を染め抜いて柄を入れています。
ジーンズの繊維自体が脱色されているので、洗濯しても柄が剥がれ落ちたりする心配はありません。
ただ、抜染だけでなく「色挿し」して柄を染めているジーンズは、洗濯を繰り返していくうちに色が少しずつ薄くなっていきます。
柄の色落ちが気になってきても、柄の入れ直しサービスを承っていますのでご安心ください。
⇒よくある質問:Q&Aはこちら
以上、ジーンズ(デニム)の洗濯頻度、洗い方についての解説でした。
その他ご不明な点があれば、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせくださいね!
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