この度、京都デニム(KYOTO DENIM)と京都の若手カバン作家・ケントハシグチ(Kento Hashiguchi)とのコラボレーション作品「京の地図柄デニムトート」が2017年5月1日(月)より販売開始となりました。
コラボレーションのきっかけ
今回のコラボレーションは京都デニムの「もっと若い人たちにも伝統工芸に興味を持ってもらいたい」という思いからスタートしました。
京都デニムは、若い人たちに歴史的な着物の染色技術や京都デニムの活動を知ってもらうのには、やはり若い人と一緒になって取り組むのが一番と考えました。
そこで、現在京都在住で活躍している若手カバン作家であるハシグチケントさんにお願いしたところ、快く協力していただき、共同でのカバン制作が始まりました。
左:京都デニム店長宮本 右:ハシグチケントさん
ケントハシグチ(Kento Hashiguchi)について
京都発のバッグブランド。2017年春、大学の卒業と同時に本格的に同ブランドを立ち上げた。作風は「レトロだけど新しい」「シンプルだけど単純ではない」そんな微妙な境界をデザインに落とし込んでいるのが特徴的。2017年現在はSNSを中心に広報を行い、全国各地での個展やイベント出店にて受注形式の販売を行っている。
ハシグチさんへのインタビュー
京都デニム店長 宮本(以下:宮):今回京都デニムとコラボレーションでバッグを制作してみていかがでしたか?
ハシグチさん(以下:ハ):京都に住んでいるものの、なかなかこういった伝統工芸や着物の染色技術に触れる機会はなかったので、とても貴重な経験をさせていただいたと思ってます。僕は普段無地の作品を作っているので、こういった柄ありきの作品を考えるのも新鮮で楽しかったですね。
宮:今回の作品で特にこだわったところはどこですか?
ハ:仕様でこだわったのは大きさと安定感ですね。普段使いできるようにノートパソコンや書類も余裕で入る大きさにしました。その分持ったときの重さの負担を減らすため、本革の厚い持ち手と22オンスの厚地デニムを採用しました。また、京都デニムさんとのコラボということで、その持ち手とデニムをジーンズに使われるリベットでがっしり固定しました。ですので相当な重さにも耐えられますし、体への負担も軽減されているはずです。
宮:なるほど、通勤通学時にはもちろん、小旅行の時とかにもいいサイズ感ですね。観光してる時って歩いてるうちにお土産とかで増えていったりするので。
ハ:さすが毎日観光で来られるお客様と接している宮本さんです (笑)。確かにこれぐらいの大きさの方が便利かもしれませんね。
宮:では、最後にこの記事を読む方に一言をお願い致します。
ハ:かなり自信作となっておりますので、ぜひ1度手に取って見ていただきたいです。また、今回若手クリエイターという立ち位置で僕が参加したことによって、今まで以上に幅広い層の方に京都デニムさんの伝統を現代に合う形で継承していく活動に興味を持っていただけたらと思います。
以上がインタビューの模様でした。ハシグチさんとの「京の地図柄デニムトート」は現在先行予約受付中です。インタビューの内容以外の作品の詳細も商品ページに記載しておりますので是非ご覧くださいませ。