concept of 『陣羽織鎧デニムコート-Jinbaori coat-』
「大鎧」とは、平安時代中期から鎌倉時代に武将が着用していた甲冑の一つ。
一般的にイメージされる西洋甲冑に影響を受けた戦国時代の鉄で作られた鎧ではなく、大鎧はその前身となる皮と紐でできた鎧です。
平安時代の国風文化の中で日本独自に発展し確立した鎧のため、日本古来の重厚さや華美さが遺憾無く発揮されています。
更には『陣羽織鎧コート』は、戦場において武将がその大鎧の上から羽織り、各武将が華美さを競いました。
京都デニムは、その「大鎧」と「陣羽織」に着目し、現代風にデニムで制作できないか、と試行錯誤を続けました。
実際に使用された鎧を分解するなど研究を重ね、2年の歳月をかけて完成した『大鎧ジャケット』に陣羽織の姿を描き、そこから進化を重ねて『陣羽織鎧デニムコート』が完成しました。
大鎧の上から陣羽織を羽織った構造を模して縫製したボディは、約60枚ものパーツで構成されており、細部に渡りこだわり抜かれています。
首回りは、スタイリッシュに見えるようシンプルにデザイン。
襟を立てても、綺麗な形をキープします。
前立て部分に、金属リベットでデザインとアクセントを添えました。
不要な存在感を消すためファスナーは止水ジップを採用。実は機能性にもあり、水を弾き、錆びにくくなっています。
ポケットは左右2箇所。
裏地のメッシュは鎧の下に着込む鎖帷子(かたびら)を、立襟は兜の錣(しころ)と吹返(ふきかえし)をイメージしています。
生地はもちろんデニム。
ジーンズと同じように経年劣化でアタリが生じてくるため、長く着用するほどより真に迫る「陣羽織」に変化していきます。
武将が刀を腰にさせる様に、ジャケットの後ろにはベント(切れ目)を入れています。
体だけでなく心も引き締まる気持ちにさせてくれるシルエットは、まるで戦場に向かう武将の心境を表したかのよう。
着心地はさらりとしており、動きやすさにもこだわっています。
京都デニムの“らしさ”と“こだわり”を随所に盛り込んだ『陣羽織デニムコート』。
京友禅染めや金彩友禅などの華やかさとはまた違う、京都デニムの浪漫溢れる渾身作です。
商品のサイズ
サイズ | 首回り | 着丈 | 肩幅 | 胸囲 | 腰囲 | 裾まわり | 袖幅 | 袖口 | 裄丈 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 46 | 88 | 48 | 120 | 126 | 140 | 60 | 32 | 84 |
(cm)
※サイズ表は、実測となりますので寸法に若干の差異がある場合がございます。
※ジーンズと同じお手入れでOKですが、乾燥機は縮みの恐れがありますのでご使用にならないでください。
ジーンズにも『大鎧』があります
陣羽織鎧コートとセットで着用するとより「武将」に近づけます。関連商品
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