京都デニムはサステナブルファッション
京都デニムは、大量生産をしません。
正確に申しますと、大量生産することができません。
そのためにファッション業界に多く見受けられる大量廃棄を京都デニムはいたしません。
量産することなく、お客様のオーダー制作(昔の着物屋さんのように)柄入れをおこなったりと
江戸時代のような、昔ならではの手仕事で生産しているために、必要な分だけ心をこめて制作しています。
その制作スタイルゆえに、意識をしていなくても
サステナブルファッションスタイルで製造販売しています。
サステナブルファッション in 京都
ファッション業界は流行り廃りのサイクルが短く、製造や廃棄にエネルギーを使う産業のひとつとして、国際的に知られています。
極端に言えば、「必要最低限の衣類のみで、それ以上買わない」というのがいちばん環境に良いのではないか、と言われています。
しかし、自分を着飾る最高の存在である服を、買い替えないということはなかなか難しいのが現状です。
そんな中、環境に配慮し持続可能なファッションのあり方を考えたサステナブルファッションが求められていきます。
京都では・・・・
『京都デニムができるサステナブルファッション』
日本国内における、服の供給量も増加する一方で衣類の一枚あたりの価格は年々安く大量生産大量廃棄が拡大し衣料サイクルも短期化し大量廃棄への流れが懸念されています。
現在では、古着としての販売が11%、譲渡・寄付3%、地域・店頭回収11%、資源回収7%、可燃ゴミ・不燃ゴミとして廃棄68%と廃棄が一番多くなっています。
京都デニムでは、この廃棄を減らすために何が出来るか、作る責任としてどうすれば良いかを考え・・・
廃棄予定の服を回収。そして、もう一度その服を長く着ていただく「愛着ある1着に変えるプロジェクト」を行なっています。
具体的には
「廃棄を減らす」
①製造段階で廃棄するはずの生地や、工場などで廃棄予定のデットストックを使用し、モノを制作。
(廃棄の現状の量は1日あたり焼却や埋め立てされる衣類の総量は1300t(1t=1000kg)なんと大型トラック130台分です。)
②お客様から送られてきた処分してしまう洋服を回収し、資材に変えて商品を新たに作成し、販売します。(デニグマやがま口商品を製作)
③廃棄するはずの洋服や鞄に、着物の製作技術を使い、柄や染めを足して長く愛用してもらう。(1着、1点と長く付き合う活動)
最後に
消費者や、企業などが、突然1から100までサステナブルな事はできないかもしれません。
しかし、1人1人が未来の地球環境を意識して出来る事から始めることがいちばん大切だと思います。
消費者と生産者の1人1人が、明日の地球環境のために一歩一歩確実に歩んでいきたいです。