●自己紹介
服飾系の専門学校を卒業後、大阪にあるバッグメーカーのデザイナーとして6年勤務、その後フィリピン、カナダへと語学留学。2020年に帰国後は以前から関心があった介護の仕事をしながらデザインの仕事を少しずつ増やし、今年2022年にフリーランスのデザイナーとして独立。今はデザインの仕事をしながら自身のブランド制作のために日々企画に励んでいます。
●参加した理由
バッグメーカーに在職中、たくさん作って、たくさん売って、売れないのは破棄して、というサイクルが嫌になり会社を退職しました。「大量生産・大量消費」ではなく、「本当に必要なものを必要な数だけ作る。」「その人にとって特別なものを作る」「ゴミを出さないモノづくり」ということが私のやりたい事だと気づき、そこから、環境問題やサスティナブルというものに興味を持ちました。そんな時にたまたまInstagramで京都デニムさんの活動を見る機会があり、ハギレを使った「でにぐま」や、お気に入りのデニムに柄を入れるサービスなど、私がやりたかった「ゴミを出さないモノづくり」「その人にとって特別なものを作る」ということを既に実現されており、「お話を聞きたいな」と思っていたところ、「社会人インターン募集」という投稿を見て、すぐに連絡をしました。
●デニスクに出会って変わったこと
京都デニムスクールに入るまでは正直、伝統工芸というものにあまり興味はありませんでした。京友禅も名前は聞いたことあるものの、どのように染められてるのかは全く知らなかったのですが、毎週染めのお手伝いをしたり桑山さんのお話しを聞いてるうちに伝統工芸というものの美しさや、歴史、友禅染以外の伝統工芸を知り、この美しいもの達を守って伝えていきたいと思うようになりました。また、京友禅では生き物や自然にあるものを柄にするのですが、今まで気にしたことがなかった落ち葉の形、色、影の形もデザインになり得るということを知りデザイナーとしても成長させていただいたなと思っています。